青年海外協力隊に向いている人と向いていない人の特徴を考えてみた

JICA-JOCV

こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

本記事の内容

青年海外協力隊に向いている人と向いていない人の特徴の解説

ぼくは2018年6月〜2020年6月まで青年海外協力隊として活動していましたが

  • 楽しいこと
  • 大変なこと
  • 嬉しいこと
  • イライラすること

上記のようないろんな感情や気持ちを経験しました。

そうすると自然と【協力隊に向いている人と向いていない人の特徴】が見えてくるんですよね。

もちろん本記事に書かれていることがすべてではありませんし、正解というわけでもありません。

青年海外協力隊に向いている人と向いていない人の特徴

まずは青年海外協力隊に向いている人の特徴をから見ていきましょう。

以下の4つです。

  • 予想外の事態も楽しめる精神の持ち主
  • 予定に口うるさくない人
  • 真面目すぎず、物事を割り切れる人
  • 違いを楽しめる心の持ち主

順に掘り下げていきます。

予想外の事態も楽しめる精神の持ち主

協力隊に向いている人の特徴その1。

予想外の事態も楽しめる精神の持ち主

青年海外協力隊として途上国で活動していると、停電やら断水やら夜中に爆音の音楽ととのみ近くの住民が騒ぎ出すやら、予想外の出来事がしょっちゅう起こります。

ぼくが活動していたボリビアは停電や断水は多くはありませんでしたが、夜に突然近所の人たちが爆音の音楽をかけて騒ぎ出して全然眠れないという状態はそこそこありました。

なみに学生時代に短期ボランティアとしてエチオピアに派遣されたときは、停電も断水も頻繁でしたね。

*JICA短期ボランティアについては以下の記事を参考に



上記のような予想外の出来事にいちいちイライラせず、むしろそう言った状況を楽しめるかどうかって結構大切なポイント。

アフリカで活動していた隊員さんのSNSを見ると

    水が出ませんねー
    本日も安定の停電ですねー

なんていう投稿をよく見かけます。日常茶飯事で起こることにイライラしていたら、精神的に持ちません。

断水したときのために水をしっかり貯めておくとか、夜に停電したらさっさと寝るとか。

それなりの対策をしておくとともに、日本ではなかなか起こらないような出来事を楽しむくらいの余裕があるといいですね。

余談(エチオピア編)

ちなみにぼくはエチオピアにいて断水していたときは水を節約したかったので「どれだけ少ない水で全身シャワーを浴びれるか」という挑戦を勝手にやっていました。

最初は2リットルのペットボトル2本分は使っていたんですが、最終的に2.5リットルあれば全身シャワーを浴びれるようになって、一人で喜んでましたね。

上記のような感じで勝手に楽しめるといいと思います。

でも夜中の爆音の音楽騒ぎには毎回イライラしてたので、ぼくは協力隊には向いてないかもしれません。

予定に口うるさくない人

協力隊に向いている人の特徴その2。

予定に口うるくない人

青年海外協力隊として現地で活動していて、予定通りに物事が進むなんてほとんどありません。

この主張に関しては協力隊員ほぼ全員が共感してくれると思います。

  • 〇〇時イベント開始 → 2時間くらい遅れる
  • 明日までにやっておいて → やってこない
  • 今いく! → 今から家を出る準備を始める

基本的に上記のような感じです。「予定」とは一体何のためにあるのかわからなくなるくらい。

もちろん予定通りに進むこともありますが、そっちの方が珍しいです。
日本だと予定通りに進まないことの方が珍しいですが、現地ではその逆。

集合時間に来ないのが普通だと思ってください。

ぼくが活動していた街のサッカー大会の開会式は3週間連続で中止になりましたし、公式戦の対戦相手がグラウンドに来なくて不戦勝になるなんてこともよくありました。

そんなことなんて日本ではなかなか考えられません。

予定通りに物事が進まないことに対して怒っていたら、毎日怒らないといけなくなります。
そこに対しては柔軟に対応できる人の方がいいですね。

※関連記事

真面目すぎず、物事を割り切れる人

協力隊に向いている人の特徴その3。

真面目すぎず、物事を割り切れる人

上記の表現が適切なのかは分かりません。

でも「真面目すぎる人」「頑張りすぎる人」、こういった人たちは結構苦しい思いをすると思います。

現地で活動していると

  • 自分は必死なのに相手は全然必死じゃない
  • 自分が頑張ってるのに同僚は全然やる気がない

というようなシーンもあります。
日本でもそうですが、やる気のない人って一定数いますからね。

でも協力隊として現地にきているからといって

  • なんとかしないと
  • 自分が頑張らないと

と張り切りすぎて、結果的に自分が疲弊してしまうなんてことも考えられます。

頑張らなくていいと言っているのではなくて、例えば

  • モチベーションの高い人を見つけてその人との活動を重点的にやる(やる気のない人とは関わらない)
  • お互いを理解しようと歩み寄ってくれる人と活動する機会を増やす

上記のようなことができると、現地でもストレスなくやっていけるかなと。

真面目すぎる人はどうしても「協力隊として自分が関わる人全員に何かやらないといけない」という使命感に駆られることもしばしば。

でもぶっちゃけ、それってめちゃくちゃ難しいです。

だからこそ、割り切って活動していく人を絞るとか、無理だと思ったことはスパッと諦めるとかができる人の方がいいですね。

違いを楽しめる心の持ち主

協力隊に向いている人の特徴青の4。

違いを楽しめる心の持ち主

海外で生活するとなると、当然日本と違うことにたくさん出会うわけです。

  • 食文化の違い
  • 考え方の違い
  • 価値観の違い
  • 生活習慣の違い
  • 生活水準の違い

違いなんて挙げたらキリがありません。
上記のような違いを楽しんで受け入れられるかどうか。

「日本だとこうだから」と言ってなにかと日本式を押し付けたり、すべてを日本の基準で生活していこうとする人は、現地で大変な思いをするのは容易に想像できます。

日本だとこうだけど、現地だとこうなのか!

といったテンションで日本との違いを肯定的に捉えて楽しめる人にとっては、現地での生活は新しい発見や経験ばかりで毎日楽しいはず。

いろんな違いを知って楽しめる人は、ぜひ協力隊に参加してみて欲しいですね。

協力隊に向いていない人の特徴

青年海外協力隊に向いていない人の特徴は、ここまで書いてきた「協力隊に向いている人の特徴」とは逆の性質を持っている人たち。

  • 予想外のことが起こるとイライラしてしまう
  • 予定にやたらと厳しい
  • 真面目すぎるし割り切れない
  • 違いを受け入れるのが苦手

上記のような人たちは、協力隊には向いていないかもしれません。

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青年海外協力隊に向いていない特徴を持っててもいい

協力隊に向いていない特徴が自分に当てはまるからといって、協力隊になることを諦めないで欲しいです。

本記事で書いた特徴はぼくの主観でしかありませんし、むしろ現地で活動していく中で自分自身に変化が起こることは多いです。

ぼくが本記事で紹介した「青年海外協力隊に向いている人の特徴」を最初からすべて兼ね備えている人なんて、ほとんどいません。

現地での活動を続けていく中で

  • 活動する人は絞った方がいいんじゃないか
  • 全員に平等に時間を割くのは違うんじゃないか
  • 自分のやりたいことと相手が求めていることにギャップがあるんじゃないか
  • 現地の生活水準に慣れてだんだん楽しくなってきた

上記のような変化は必ず訪れます。
なのでむしろ、ぼくが誰に協力隊をオススメしたいかと言われたら、本記事で書かれている「協力隊に向いていない人の特徴」を持っている人たち。

自分が変わるきっかけが欲しい人

そんな人に、青年海外協力隊を経験して欲しいと思っています。

2年間も海外の生活にどっぷり浸るという経験はなかなかできません。
自分自身を変える素晴らしいキッカケになると思います。

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