青年海外協力隊になるために必要な英語力 大した英語力は必要ない

JICA-JOCV

こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

本記事の内容

青年海外協力隊になるために必要な英語力」についての解説
  • 青年海外協力隊になりたいけど、英語力に自信がない
  • 英語が苦手なんだけど、それでも協力隊になれるのか
  • 青年海外協力隊になるために必要な英語力ってどれくらい?

上記のような悩みや疑問を抱えているひとに向けて書いていきます。

本記事の執筆者は、2018年度1次隊として南米のボリビアで活動していた青年海外協力隊OB。

実際に協力隊の選考を受けて合格したぼく自身の体験も含めて、青年海外協力隊になるために必要な英語力を徹底的に解説していきます

それでは早速本題に入っていきましょう。

青年海外協力隊になるために必要な英語力

青年海外協力隊になるために必要な英語力は、JICAによって明確に決められています。

JICAのホームページにも載ってるので引用させてもらいましょう。

一般案件の応募に際し、必要となる語学力は、英語の場合、中学卒業程度(英検3級もしくはTOEIC®スコア330点)に設定しております。この目安は合格後の派遣前訓練において語学力を習得する素地があるかどうかを確認することを目的として設定しています。
引用:語学力審査について【一般案件】

上記の説明から、応募の際に最低限必要な英語力は「英検3級」もしくは「TOEIC330点」と中学卒業程度の英語力。

頑張れば誰でも取れる点数です。

上記の説明だけでも、協力隊に応募するために必要な英語力のハードルはそこまで高くないことがわかるかと。

それに英検やTOEIC以外の英語の資格でも大丈夫。有効な英語の資格は、JICAが作成している「語学力目安表」というものに記載されています。

ということで、「語学力目安表」を見ていきましょう。

JICAが定める語学力目安表

JICAが作成している語学力目安表もホームページにしっかり記載されているので、引用させていただきます。

コミュニケーションレベル 英語
A 十分なコミュニケーションが可能
・英検準1級以上
・国連英検B級以上
・TOEFL®550点(CBT 213点、iBT 79点)以上
・工業英検2級以上
・TOEIC®730点(S&W 290点)以上
・日商ビジネス英検1級
・GTEC(4技能 600点、2技能 305点)以上
・ケンブリッジ英検(FCE、CAE/CPE)
・CASEC(自宅受験型)750点以上
・通訳案内業(案内士)
・IELTS 6.0以上
†ビジネス英検(BEST)グレードB以上
・JICA専門家定期テスト200点以上
†JICA英語検定2級以上
†協力隊シニア語学資格A級

B どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
・TOEFL®500点(CBT 173点、iBT 61点)以上
・工業英検準2級
・TOEIC®640点(S&W 260点)以上
・JICA専門家定期テスト180点以上
・GTEC(4技能 540点、2技能 275点)以上
・CASEC(自宅受験型) 700点以上
・IELTS 5.0以上

C 限られた範囲内での業務上のコミュニケーションが可能
・英検2級
・国連英検C級
・TOEFL®470点(CBT 150点、iBT 52点)以上
・日商ビジネス英検2級
・TOEIC®500点(S&W 220点、Bridge 154点)以上
・商業英検1級
・GTEC(4技能 450点、2技能 225点)以上
・ケンブリッジ英検PET
・CASEC(自宅受験型) 600点以上
†ビジネス英検(BEST)グレードC
・IELTS 4.0以上
・JICA専門家定期テスト150点以上

D 日常会話程度
・英検準2級、3級
・工業英検3級、4級
・TOEFL®410点(CBT 103点、iBT 34点)以上
・日商ビジネス英検3級
・TOEIC®330点(Bridge 130点)以上
・商業英検2級・3級
・GTEC(4技能 340点、2技能 165点)以上
・CASEC(自宅受験型) 450点以上
※GTECは「GTEC Business」および「GTEC Academic」が対象です(自宅受験含む)。
†現在実施されていない資格試験

引用:語学力審査について【一般案件】

応募するために最低限必要なのは、上記の表の「Dレベル」。

  • 英検準2級、3級
  • 工業英検3級、4級
  • TOEFL®410点(CBT 103点、iBT 34点)以上
  • 日商ビジネス英検3級
  • TOEIC®330点(Bridge 130点)以上
  • 商業英検2級・3級
  • GTEC(4技能 340点、2技能 165点)以上
  • CASEC(自宅受験型) 450点以上

青年海外協力隊に応募するために必要な「最低限の英語力」は上記の通り。

聞いたこともないような試験もあるので、今後なにかしらの英語の試験を受けるなら

  • 英検
  • TOEIC
  • TOEFL
  • IELTS
  • GTEC

あたりがオススメです。

要請によって必要な英語力は違う

ここまで青年海外協力隊になるために必要な英語力を見てきました。
英語力のハードルはそこまで高くないことが分かってもらえたかと思います。

しかし実は、協力隊の要請内容によっては応募の段階で高いレベルの英語力が求められる場合もあるんです。

要請によっては、先ほど紹介した語学力目安表の「Aレベル」や「Bレベル」の英語力がないと応募できない要請もあるんですよ。

Aレベルとなると

  • 英検準1級以上
  • TOEIC730点(S&W 290点)以上
  • TOEFL550(CBT 213点、iBT73点以上)

という感じなので、割とハードルは高いですね。

※どの要請でどれくらいの英語力が必要なのを見分ける方法は以下の記事で解説しているので、あわせてご覧ください

とにかく、青年海外協力隊のすべての要請が語学力目安表の「Dレベル」で十分というわけではないということを理解してください。

もっと高い英語力が必要な場合もあります。

高い英語力が求めれるのは英語圏の国

高い英語力が必要なケースもあると言ったので、英語力に自信のないひとからすると少し不安を覚えるかもしれません。

でも大丈夫です。

語学力目安表のAレベルやBレベルを求められるのは、基本的に英語圏の国のみ。

つまり現地でもバリバリ英語を使う場合は、応募の段階で高い英語力が求められるんです

まぁ当然と言えば当然ですよね。2年間の活動の中で英語をたくさん使うなら、最初から英語力の高いひとを選んだ方がいい。

でも英語圏以外の国では、高い英語力は求められていないので安心してください。

  • スペイン語圏
  • フランス語圏
  • ネパール語
  • シンハラ語

上記のような国に応募する場合は、語学力目安表の「Dレベル」で十分。

英語力に自信がないけど青年海外協力隊になりたい

というひとは、英語圏の国を選ばなければ大丈夫です。英語圏以外の国の要請もたくさんあるので、十分応募は可能です。

英語ができないからといって青年海外協力隊を諦めるのはもったいないですよ。

※青年海外協力隊の職種に関しては以下の記事をご参考に

中学生レベルの英語力があればいい

結論、中学生レベルの英語力があれば青年海外協力隊になれるチャンスはあります。

英検3級やTOEIC330点なんて、本当に英語が苦手なひとでも一ヶ月くらい真剣に勉強すれば絶対到達できます。

英語が苦手なぼくでもクリアできた

ぼくは青年海外協力隊に応募するために、TOEICの参考書を買って勉強しました。

中学生のころは英語の成績で「2」を叩き出すくらい英語が苦手だったんですが、参考書で2週間くらい勉強したらTOEICで400点取れました。

個人的な感覚ですが、数週間あれば協力隊に応募するために必要な最低限の英語力を身につけることは可能です。

  • 本気で勉強するなら2週間
  • のんびり勉強するなら1ヶ月

上記の期間があれば、十分ですね。
普通に勉強すれば英検3級かTOEIC330点は到達できるので、今めちゃくちゃ英語が苦手なひとも諦めずに頑張ってください。

※関連記事

青年海外協力隊に参加するための英語力のハードルは低い

ここまで読んでくださったなら、青年海外協力隊に応募するために必要な英語力のハードルはそこまで高くないことが分かってもらえたかと思います。

英語圏以外の国を選んで「英検3級」「TOEIC330点」という点数を取れれば、語学面の応募条件は満たせます。

どれだけ英語が苦手だとしても、届かないレベルでも絶望するレベルでもありません。
1ヶ月ほど本気で努力すれば、絶対に届くレベルです。

  • 青年海外協力隊になりたいけど、英語力に自信がない
  • 英語が苦手なんだけど、それでも協力隊になれるのか
  • 青年海外協力隊になるために必要な英語力ってどれくらい?

上記のような不安や疑問を解消するために書いた本記事。
少しでも参考になれば幸いです。

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