青年海外協力隊の持ち物リスト【必需品から便利グッズまで】

JICA-JOCV

こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

本記事の内容

青年海外協力隊の持ち物」について書いていきます。

一週間や二週間の旅行とは違い、協力隊は2年間も海外で生活することになります。そうなると荷造りは想像以上に難しい。

  • なにが必要なんだろう
  • 忘れ物はしたくない
  • 現地でも手に入るものは持っていかなくていい

協力隊として日本を出国する際の荷造りほど難しい荷造りはありません。そこで本記事では、元青年海外協力隊が「青年海外協力隊の持ち物」について徹底的に解説していきます。

これから協力隊として任国に派遣されていくひとは、ぜひ本記事と一緒に荷造りを進めてみてください。参考になるはずです。

それでは本題に入っていきましょう。

青年海外協力隊の持ち物リスト

現地に持っていくべきモノをただ羅列しても見にくいので、本記事では以下のカテゴリーに分けています。

  • 必需品
  • 現地でも調達できるけど日本から持っていくのがベターなモノ
  • 必需品ではないけど持っていくと便利なモノ
  • ぼくが全力でオススメするモノ

上記の順で見ていきましょう。

必需品

必需品のパートで紹介するモノは必ず持っていってください。忘れたら大変なことになります。

公用旅券(パスポート)

海外に行く際に必ず必要。忘れたら出国できません。

青年海外協力隊として派遣されるときは、普通のパスポートではなく「公用旅券」と呼ばれる緑色のパスポートを使用します。

公用旅券の取り扱いには十分注意してください。失くしたり汚したりしたらめちゃくちゃ面倒です。

↓公用旅券に関する詳しい情報は以下の記事にまとめてあります↓

航空券・Eチケット

航空券とEチケットも忘れてはいけません。航空券はJICAが用意してくれます。受け取ったEチケットを忘れないように気をつけましょう。

任国までの日程表

航空券と同様、日本から任国までの日程表もJICAから受け取ります。

乗り換えの空港の地図などが記載されているので、空港で迷子にならないためにも必ず持っていってください

JICAボランティアハンドブック

任国についてからも何かと使う機会が多いのが「ボランティアハンドブック」。必ず持っていきましょう。

JICAや協力隊に関することの多くはハンドブックに書かれているので、分からないことがあったらとりあえずハンドブックを読むことをオススメします。

紙媒体なので荷物になるのが難点ですが、仕方ありません。

もしスキャンしてデータ化できるならそっちの方がいいかもしれませんね。というか最初からデータで配って欲しいくらいです。

JICAさんお願いします。

応募要請書

自分の応募要請書も持っていきましょう。現地で要請書が必要になることはありませんが、活動が行き詰まったときなどにあらためて要請書を見返すと

  • “どういった要請で自分が派遣されているのか”
  • “なにを求められているのか”

上記のようなことを再確認できます。

紙一枚で収まるので、めんどくさがらずに持っていってください。

Health & Medical Record

訓練所で予防接種のときに使う緑色の冊子です。

任国で予防接種を打つときや現地の病院を受診するときに必要になるケースもあるので、必ず持っていきましょう。

約一ヶ月分の生活費

任国に到着したら、JICAが隊員に生活費や家賃を振り込むための現地の銀行口座を開設します。

ですが口座の開設が完了するまで少し時間がかかるんですよ。そのため最初の方は自分で持っていった現金を現地通貨に両替して生活費を賄うことになります。

あくまで目安ですが、700$〜1,000$くらいあれば十分かと。

それぞれの国の物価を参考にして各自で判断してください。

クレジットカード

最低でも2枚は持っていくこと。

1枚しかないと、失くしたときや利用限度に達したときにゲームオーバーです。

特にこだわりがなければVISAのカード2枚がいいですね。

一つ注意して欲しいのが、クレジットカードは「申込→審査→発行」と申込から手元に届くまで時間がかかるケースが多いです。なので余裕を持って申込をするようにしてください。

できれば訓練所にいるうちに申込んでおくといいと思います。

なお、ぼくが青年海外協力隊にオススメするクレジットカードは

  • 楽天プレミアムカード
  • エポスカード

上記の2枚。

楽天プレミアムカードを保有していれば、世界中の空港のラウンジを使用できる「プライオリティーパス」が無料で作れるというのが最大のメリット。

なぜ青年海外協力隊に楽天プレミアムカードをオススメするのかは以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
(楽天プレミアムカードの記事)

またエポスカードは

  • 年会費無料
  • 自動付帯で海外保険がついてくる

上記の2点がオススメの理由。

エポスカードをオススメする理由も以下の記事にまとめているので、読んでみてください。
(エポスカードをオススメする記事)

スーツケース or バックパック

スーツケースかバックパックか。個人の好みで決めてください。というかもはや両方持っていってもいいくらいですね。

荷造りをしてみれば分かると思いますが、持ち物はめちゃくちゃ多くなります。大容量のスーツケースとバックパックの二刀流でも足りないくらいかもしれません。

ちなみにスーツケースは開口部がジッパータイプのものだとナイフ等で簡単に開けられてしますので、下記のようなロック式のタイプのスーツケースにしましょう。

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スーツ & 革靴

うざったい持ち物ナンバー1&2。
使用機会は少ないけど持っていかないといけません。

フォーマルな服装は現地のJICAの式典などで必要になります。

めちゃくちゃかさばるから最悪ですね。

常備薬

もし常備薬が必要な方は必ず持っていきましょう。現地で日本の薬なんて手に入りません。

充電器やコード類

  • スマホやPCの充電器
  • 変換プラグ
  • 延長コード。

上記のようなものは日本から持っていきましょう。延長コードは以下のようにUSBポートがついているタイプの方が便利です。
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iPhoneの充電器は壊れることも考えられるので、2つか3つくらい持っていくと安心ですよ。

外付ハードディスク

現地でパソコンが壊れたりしてデータが全部無くなったりしたら、シャレになりません。
外付ハードディスクは必ず持っていきましょう。

容量は自分がどれだけ使うかで判断してください。

大容量のものを買う余裕があれば、それに越したことはありませんが。

以下のものくらいが値段的にちょうどいいかもしれませんね。
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USBメモリ

コンパクトなので持ち運びが便利。外付ハードディスクは買わずに、容量が大きいUSBメモリだけでもいいかもしれません。
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ただ小さいから失くしやすいので十分注意してください。

モバイルバッテリー

青年海外協力隊が派遣される任国では、停電が起こることも。停電のときに大きな味方になってくれるのが「モバイルバッテリー」。

停電になって機器の充電ができず、スマホやパソコンなどすべての充電が切れてしまうとかなり不安になります。

いざという時のために必ず持っていきましょう。
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防犯グッズ

ワイヤー式で椅子や扉に括りつけるタイプのものと、カバンのチャック部分をロックするものまで、いろんなタイプの防犯グッズを揃えてください。

海外は日本よりスリや盗難に遭うケースが高いので、防犯グッズは必須です。
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現地でも調達できるけど日本から持っていくのがベターなもの

続いては、現地でも手に入るけど日本から持っていった方がベターなものをご紹介していきます。

ノートPC

派遣国によってはノートPCの入手が難しい国もあるかと。仮に現地で購入可能だとしても、初期設定の言語が日本語ではないためいろいろ苦労する可能性が高いです。

それに壊れやすいかもしれませんしね。

ノートPCは日本から持っていく方が無難です。

SIMフリースマホ

SIMフリーのスマホも現地で買えるかもしれません。しかしノートPCと同様、初期設定が日本語ではないため大変な思いをするのは目に見えています。

日本で十分安く買えるので最低でも一台は持っていきましょう。

失くしたり盗まれたりという万が一に備えて2台持っていってもいいかもしれませんね。

衣類全般

  • Tシャツ
  • 短パン
  • 長ズボン
  • 上着

上記のような衣類は、もちろん現地でも買えます。ただ「質」という部分において現地のものは日本より劣るのが現状。

ユニクロの乾きやすい下着類は、手洗いをする可能性が高い2年間の任期でめちゃくちゃ重宝されること間違いなし。

個人的に衣類は日本から持っていくことをオススメします。

日焼け止めや虫除け類

現地でも購入可能ですが、やたらと成分が強くて身体によくなかったり日本人の肌に合わない可能性もあります。

ただ海外の蚊には現地の虫除けの方が効果があったりもするので、荷物に余裕がない場合は現地調達でもいいかもしれません。

もし荷物に余裕があるなら日本から持っていくことをオススメします。

歯ブラシ&歯磨き粉

海外の歯ブラシはサイズが大きくて、細かいところまで磨くのが難しいです。日本人の口のサイズに合わないんですよね。

ぼくは出国前に薬局で歯ブラシを15本まとめ買いして、レジの人に変な目で見られました。

歯磨き粉も海外のものは成分が強すぎるという話も聞きます。できれば歯磨き粉も日本から持っていった方がいいですね。

薬全般

万が一体調を崩したときのために日本から薬は持っていっておきましょう。任国での生活はお腹を壊す機会が増えるので、整腸薬や胃薬があると安心です。

現地にも当然薬はあるし、むしろ現地の薬の方が効果が強かったりします。でもやはり現地の薬に抵抗を覚えるひともいるでしょうし、慣れない言葉で自分で薬を買うのって想像以上に難しいし不安です。

なのでせめて

  • 整腸薬
  • 胃薬
  • 頭痛薬

上記の3つは持っていくのがベストかと。

ただ「下痢止め」は持っていかなくていいです。
派遣前訓練の講座でも学ぶと思うんですが、下痢になっても下痢止めは飲まないのが鉄則です。

下痢止めを飲んでしまうと下痢と一緒に体外へ出るはずだった菌が体内に残ってしまい、かえって症状が悪化してしまうんだそうです。

なので下痢止めは持っていかなくていいですね。

身だしなみ整理品

  • ひげ剃り
  • つめ切り
  • 眉毛を整える道具

上記のようなちょっとした道具も、日本のものの方が扱いやすいですね。

サングラス

  • アフリカ
  • 東南アジア
  • 南米

どこの地域に派遣されるとしても日差しが強い季節は必ずあります。

日差しが強い日に役立つのが「サングラス」。サングラスなんて現地でも買えますが、基本的にめちゃくちゃ安っぽくてUVカットなんてもちろんついていません。

個人的には日本からUVカットのサングラスを一つ持っていくことをオススメします

ぼくは下記のナイキのサングラスを日本で買って現地に持っていきました。
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ちょっと高かったですけど、割と丈夫で2年間壊れずに済んだのでよかったです。

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必需品ではないけど持っていくと便利なもの

ここからは、必需品ではないものの現地に持っていくと便利なものを紹介していきます。

カメラ

協力隊としての日々の活動の様子を記録に残すため、写真を撮る機会は多いです。

せっかく写真を撮るならいい写真を撮りたいですよね。

いい写真を撮りたいというひとたちはカメラを持っていきましょう。

  • 人物を中心に撮るのか
  • 風景を中心に撮るのか
  • 予算はどれくらい出せるのか

条件によって最適なカメラは違うと思うので、自分にあったカメラを見つけてください。

語学の勉強教材

現地にいっても活動の合間をぬって語学の勉強をしたいと考えるひとが多いと思います。そういった場合、教材は日本から持っていきましょう。

ぼくは現地で使用していた言語はスペイン語ですが、英語も勉強したくなるかもと思い英語の教材を日本から持っていっていました。実際に何度か英語の勉強をしたので持っていってよかったです。

もし語学の勉強をしたいなら自分にあった教材を日本から持っていくのがベストです。

ぼくはボリビア派遣だったのでスペイン語の話をすると、「DELE」というスペイン語の試験の教材を持っていって勉強していました。
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オレンジのやつが問題集で、白黒の冊子が解答。オレンジの問題集だけ持っていっても解答は記載されていないので、必ず白黒とセットで買ってください。

できれば一冊にまとめて欲しいですが。

レベル的に、任期中にB1かB2を受けるひとが多いですね。

ぼくは一度B2を受けましたが、落ちました。

Bluetoothスピーカー

家で一人でいるときなどに、音楽を聴いてリラックスするのが好きというひともいるかと思います。イヤホンで聴くよりもスピーカーで聴いた方がいいですよね。

コンパクトなサイズのものもありますので、荷物に余裕があるなら持っていくといいと思います。

日本の文化紹介道具

  • 浴衣
  • 折り紙

上記のような日本の文化を紹介できる道具が一つや二つあると、意外と役立ちます。

現地のひとたちは日本の文化を知りたがるので。

特に浴衣なんかは現地のひとからすると珍しいので喜ばれますが、荷物になるので持っていくのは大変。
余裕があれば持っていくのがいいですね。

洗濯ロープ

洗濯物を干すところがないなら、自分で作ればいい。
そんなときに便利なのが洗濯ロープ。
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ぼくも洗濯ロープはボリビアで重宝していました。一つあれば十分なので、ぜひ持っていってください。

十徳ナイフ

十徳ナイフ」といわれて、どんなものか想像できますか?
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上記が十徳ナイフです。

  • ハサミ
  • 栓抜き
  • 缶切り
  • ナイフ

上記のようなものが一つにまとまっているため、控えめに言ってもめちゃくちゃ便利です。

ただし刃物が含まれているので、飛行機に乗る際は必ず預け荷物に入れてください。

機内持ち込みだと没収されます。

ちなみにぼくは任国外旅行のときに十徳ナイフを間違えて機内持ち込みの手荷物に入れてしまい、見事に没収されました。
みなさんが同じ過ちを犯さないことを願います。

ぼくが全力でオススメするもの

さいごは元協力隊員であるぼくが全力でオススメする2つのモノを紹介します。

派遣される国や地域に関係なく、すべての隊員さんにオススメです。

iPad+Apple Pencil

iPadとApple Pencilの組み合わせ。ハッキリ言って最強です。

  • 文房具が必要なくなる
  • 書類をすべてスキャンできる
  • スキャンした書類に書き込める

上記のようなメリットがあります。

任国では日本と同じような文房具は手に入りません。でもiPadとApple Pencilがあればノートや文房具の代わりになるんです。

それに訓練所や現地のJICA事務所のオリエンテーション等でもらう大量の書類も、iPadのアプリでスキャンしてデータ化すれば紙の書類を派遣国へ持っていく必要もなくなりますからね。

スキャンしてデータ化したものに、Apple Pencilで書き込むことも可能。

とにかく便利すぎるので、iPadとApple Pencilの組み合わせは全力でオススメします。

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電子書籍リーダー

協力隊としての2年間の活動の中で、自由な時間があると読書をする隊員さんは結構多いです。
しかし海外では、当然ですが日本の本は売っていません。

そこで活躍するのが「電子書籍」。

電子書籍を読むためにオススメなのが

  • Kindle Paperwhite
  • 楽天kobo

上記の2つ。

もちろん2つとも買う必要はありません。どちらか1つで十分です。

Kindle Paperwhiteと楽天koboの違いについては以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
(記事)

一応本記事でも、上記の2つのうちどっちを買えばいいかを判断するときの基準をお伝えしておきます。

基準はめちゃくちゃ簡単で

  • Amazon利用者→Kindle Paperwhite
  • 楽天サービス利用者→楽天kobo

以上です。

自分が普段よく利用するのがAmazonか楽天かによって、どっちの電子書籍リーダーを買うか決めればOKですね。

電子書籍に関しては以下の記事もあわせてご覧ください。
(記事)

海外で日本の書籍を読むには電子書籍が欠かせません。電子書籍を読むための電子書籍リーダーも、ぜひ持っていきましょう。

余裕を持って荷造りを進めましょう

青年海外協力隊の持ち物は、派遣される国や職種によって少なからず違いが出てきます。最終的に必要なものや不要なものは各自で判断しないといけません。

しかし本記事に書かれているモノを持っていけば、とりあえず現地で困ることはないかと。

そして荷造りはかなり時間がかかります。

なにが必要で何が不要なのか

上記のような情報も含めて、早め早めに荷造りを進めましょう。

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上記の記事にも書いたように、訓練所にいる時から「派遣されるときの持ち物の準備」は始めるべきです。

訓練が終わってから出国までの時間がバタバタしないように、余裕を持って荷造りを始めましょう。

ということで、青年海外協力隊の持ち物に関する記事でした。

これから派遣される隊員さんたちの参考になれば幸いです。

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