海外ボランティアをするなら青年海外協力隊 そう言い切る5つの理由

JICA-JOCV

こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

本記事の内容

「海外でボランティアをしてみたい」という人へのアドバイス。

海外でボランティアをしたいという理由は人それぞれですが、本記事でオススメするのが「青年海外協力隊」。

  • 2017年2月〜3月→青年海外協力隊短期ボランティア、ボリビア派遣
  • 2018年2月〜3月→青年海外協力隊短期ボランティア、エチオピア派遣
  • 2018年6月〜2020年6月→青年海外協力隊長期ボランティア、ボリビア派遣

上記の通りぼくは学生時代に青年海外協力隊短期ボランティアとを2度経験しており、大学卒業後には長期ボランティアとして2年間ボリビアで活動していました。

  • 海外でボランティアをしてみたい
  • 海外での経験を積みたい

そう思っている人に、青年海外協力隊という一つの選択肢を提示できればなと思います。

海外ボランティアをするなら青年海外協力隊

海外でボランティアをしてみたいという人に青年海外協力隊をオススメする理由は以下の5つ。

  • 結果や成果を厳しく求められない
  • 期間も職種も豊富で選択肢が多い
  • 国の事業だから安心と安全のレベルが高い
  • ビザなどの面倒な手続きを自分でやる必要がない
  • 自分で負担するお金はほとんどない

順に掘り下げていきます。

結果や成果を厳しく求められない

青年海外協力隊の活動においては、活動に対する成果や結果を厳しく求められるわけではありません。

まぁこれに関してはメリットでもありデメリットでもあるのは事実。

結果や成果を求めないなら、そもそもやる必要がない

そんな批判も聞こえてきます。

上記の言い分も理解できますが、協力隊事業の目的は結果や成果を出すことだけではないと思っています。

国際協力の入門として最適

国際協力に少し興味があるけどこれまでその分野での経験があまりないという人にとって、協力隊はハードルが低くて「国際協力の入門」としては素晴らしいかと。

まだ国際協力に対する知識や経験がないなかでいきなり結果や成果を求められると、かなり大変な思いをするはず。そういった意味で、国際協力とはどんなものなのか、現場ではどんなことが必要で何が求められているのか等を理解するために、青年海外協力隊はうってつけ。

国際協力の入門編という位置づけとして、青年海外協力隊は魅力的だと思います。

結果をストイックに求めたい人もOK

なかには

せっかく海外でボランティアをするなら、成果や結果を求めて活動したい

という人もいるでしょう。そう考えている人にも青年海外協力隊はオススメします。

JICAから厳しく成果や結果を求められないだけで、自分で求めるのは自由ですので。

成果や結果を求めていけないわけではありません。自分次第です。

ボランティアとして活動するなかで成果を出したいという思いがあるなら、思いっきり成果を求めるのも素晴らしいことですからね。

期間も職種も豊富で選択肢が多い

青年海外協力隊としはボランティアとして海外にいくための「期間」と「職種」の選択肢が非常に豊富です。

協力隊には短期ボランティアと長期ボランティアの2種類があり、120以上の職種が存在しています。

短期ボランティア

短期ボランティアの派遣期間は

  • 一ヶ月
  • 三ヶ月
  • 半年
  • 一年

上記のように細かく分けられています。

長期ボランティアの任期が2年間なのに対し、短期ボランティアは期間が柔軟なのが特徴。

ぼくは学生時代に2度の短期ボランティアを経験しました。

※短期ボランティアに関しては以下の記事を参考に


長期ボランティア

長期ボランティアは派遣期間が2年間と決められています。短期ボランティアと違い、かなり長いです。

また長期ボランティアになるためには、70日間の「派遣前訓練」というものを受けないといけません。

70日間の派遣前訓練があるというのも長期ボランティアの大きな特徴の一つ。

※派遣前訓練については以下の記事を参考に



120以上の職種

青年海外協力隊の職種は、9つの分野に120以上も存在します。
かなりマニアックで専門的な知識や技術を必要とされるものまであるので、面白いですよ。

具体的な職種については以下の記事にまとめているので、気になる方はご参考に

国の事業だから安心と安全のレベルが高い

青年海外協力隊はJICAの事業の一環で、税金を使って行われる国の事業。そのため万が一の時の対応や対策もしっかりされているので、安心と安全のレベルが高いんですよね。

健康管理

派遣される国によっては、派遣国のボランティアの健康管理をしてくれる「健康管理員」という職員さんがいる場合があります。

ぼくが活動していたボリビアには健康管理員さんがいたので、本当にありがたかったです。

  • 体調を崩した時に電話で相談
  • 市販の薬を買うときに質問できる
  • 病院に行くときもいろいろ指示をくれる

上記のように、健康面に関するあらゆることに気を遣ってくれるんです。

ただ健康管理員さんは、青年海外協力隊が派遣されるすべての国にいるわけではありません。国によってはいない場合もあります。

しかしJICAの職員さんたちは常にボランティアの健康面には気を遣ってくれるので、たとえ健康管理員さんがいなくてもそこまで心配する必要はないかと。

ちなみにボリビアでは、都市別の大きな病院のリストも配布されました。あらかじめ頼りにできる病院を把握しておくことで体調を崩した時に自分で病院を探さずに済むので、本当にありがたかったです。

現地での治療が困難なとき

また現地の医療レベルでは治療が難しい病気や大きなケガをした場合

  • 医療レベルの高い近隣国への搬送
  • 日本への療養一時帰国

というような体制も整えられています。

海外ボランティアでここまで健康面に関する体制が整っているのは、なかなかないと思いますよ。

安全管理

健康面だけでなく、安全管理も徹底されています。
ボランティアが住む家は事前に安全管理担当の職員さんが事前に下見にいって、安全上の問題がないかチェックしています。

  • 監視員はいるのか
  • 塀や堀はあるのか

上記のように安全面でのいろんな基準があって、それらの基準をクリアしないとその家には住めない仕組みになっています。

それに先ほど紹介した「派遣前訓練」でも、安全対策に関する講義を受けるんです。

  • テロに巻き込まれたときの対応
  • 盗難や強盗に遭わないために注意すべきこと
  • 海外での外出時の注意事項

上記のように本当にいろんな講義があります。ボランティアの安全に対してこれでもかというくらい気を遣ってくれるんですよ。

ぼくがボリビアで活動していた2年間の任期の中で、大統領選挙により国の治安があったするという事態が起こりました。
» なぜボリビアが荒れているのか|遠藤暁のnote

治安が悪化した理由を詳しく知りたいひとは上記のnoteを読んでみてください。

国が荒れていたときも毎日JICAからメールでその日のデモや住民と警察の衝突の様子が伝えられてきたり、安否確認が行われたり、とにかく「ボランティアの安全第一」という姿勢をヒシヒシと感じました。

JICAによって守られているという感覚を身をもって感じましたね。

もちろん、最終的に現地で安全管理をするのはボランティア一人一人。すべてをJICAに任せておけばいいというわけではありません。

でも

  • どうすれば安全に過ごせるのか
  • 犯罪に遭う確率を減らすには

といったことは徹底的に教えてくれます。

実際に青年海外協力隊として活動したぼくからすると、安心と安全のレベルは本当に高いと感じますね。

ビザなどの面倒な手続きを自分でやる必要がない

青年海外協力隊として派遣される場合、ビザの発行などの面倒な手続きはすべてJICAが行ってくれます。

ぼく自身ビザの手続きを自分でやったことがないのでどれくらい面倒なのか分かりませんが、そこそこ面倒だという話は聞きます。

観光のための旅行なら日本のパスポートはほとんどの国にビザなしで行けるので、そもそもビザを発行する機会ってあまりないんですよね。

しかし、協力隊としてボランティア活動をするにはビザが必要。その手続きをJICAがやってくれるのはありがたいです。

ただしビザを取るにはいろいろな書類が必要で、それらは自分で用意してJICAに送らないといけません。

まぁ書類を用意すれば残りの手続きはJICAが代わりにやってくれるので、難しい手続きはやらずに済みます。

自分で負担するお金はほとんどない

多くの人は「ボランティア」と聞くと「無給で活動すること」というイメージを持つと思います。

まぁ「ボランティア」という言葉の意味を調べると

無償で自発的に社会活動に参加したり、技術や知識を提供したりする人、またはその活動。
引用:コトバンク

と書かれており「無償で」という言葉があるので、給料等はもらわずに活動するのがボランティアということですね。

しかし青年海外協力隊の場合

  • 渡航費
  • 現地生活費
  • 家賃

といったものはすべて支給されます。基本的に自分で負担しないといけないお金はありません。

そこが協力隊の大きな魅力。
NGOのインターンなどでは現地生活費や渡航費といった費用は自腹で払わないといけないケースがほとんど。

海外でボランティアをしてみたいという学生にとって、現地生活費や渡航費を捻出するのが一苦労かつ最大の障壁だったりします。

そういった意味で生活費や渡航費が保証されている青年海外協力隊は、学生にとって本当にありがたい制度なんですよね。

金銭的な負担がなく海外ボランティアを経験できるケースは、他ではほとんどないかと思います。

結論:海外ボランティアをしたいなら青年海外協力隊がオススメ

海外ボラティアをしたいと考えている人に向けて、青年海外協力隊をオススメする記事を書きました。

ぼく自身学生時代に2度のJICA短期ボランティアを経験して、大学卒業後は長期ボランティアとして活動していました。

3回も協力隊を経験している人なんて、なかなかいません。

でもぼくが何度も経験しているのはそれだけ協力隊に魅力を感じているから。その魅力を本記事にて少しでもみなさんにお伝えできれば嬉しいです。

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もし青年海外協力隊に興味を持ったら、以下の記事も参考にしてみてください。